【復職者インタビュー】育休プチ参加前は、仕事も家庭もしっかり両立させる“スーパーお母さん”にならなければいけないと思っていました。

こんにちは。
2016年度運営チームのざわ子です。

復職者インタビューシリーズをお届けします★

今回ご紹介するのは、
復職後に管理職となり、現在様々な年代の部下たちを
まとめているTさん。

2年前に勉強会に参加していたTさんは、
勉強会で得た考えによって、これまで関心を持ってこなかった
「管理職」に対して、前向きな姿勢を持つようになり、
今では課長として、組織を引っ張っている女性です。

379658経歴やお仕事内容、お子様の年齢についてお聞かせください。

学習教材のプロダクション(編集)の仕事を18年間続けています。根っからの編集好き、モノづくり好きで、ずっと編集一筋。徹夜や残業もざらで、バリバリのプレーヤー(自称エース)として、やりがいをもって仕事をしてきました。完成させる喜び、それを評価される誇り、書店や読者からの嬉しい反応、チームの絆、重版など、挙げるときりがない程、仕事が好きな“仕事人間”です。

携わっている教材の対象は幼児から大学まで。キャラ本、マンガ、ゲームなどのゆるいものから、入試や検定もの、教科書などの堅いものまで、読者やクライアントのニーズをさぐり、必要な人材を組織化してプロジェクトを進めています。

一昨年、“お母さん”となり、今年の春には“課長”になりました。子供は2歳7ヶ月です。育休プチMBAには、設立当初に、運営メンバーとして参加していました。

379658育休プチMBA(以下、育休プチ)参加前後で、ご自身のなかで意識が変わったことはありますか?

参加前は、仕事も家庭もしっかり両立させる“スーパーお母さん”にならなければいけないと思っていました。しかし、勉強会でのケーススタディや仲間との会話の中から、完璧でなくても良いのだと学びました。

「最初から両立はうまくいかないものだ」と考えられるようになったことで、家事代行の利用を考えたり、仕事も完璧でなくて良い、と考え方が変わり、「今やらなければならないこと」「自分がやらなければいけないこと」と「他人にお願いすること」「あとでやること」「やる必要のないこと」を切り分け、優先順位がつけられるようになりました。

379658その意識の変化は、復職後にどのように影響していますか?

何かできないことがあった時、自分が全て悪いと抱え込むのではなく「そこに組織の課題があるのではないか」と視点を変え、自ら考えたことや解決方法を上司に提案するようになりました。

379658意識が変わったことで行動も変化し、目に見える結果として、“課長”という役職に推薦、承認されたのですね。復職後、(子育てしながらも)管理職になることを決めるに至ったエピソードがあれば教えてください。

以前からラフな管理職の打診はあったのですが、いずれは“お母さんになりたい”という気持ちがあったので、断っていました。お母さんと管理職が両立できると考えておらず、産後はゆるくやっていこうと思っていたんです。

元々、産前からチームのNo.2として上長と共ににチームの運営を考える立場にいました。復職後には、育休プチでの経験を生かして、ビジョンや評価基準を見直すなど会社全体の運営についても、非公式ではありますが上長と一緒にに考えたり提案したりしていました。そんな形で1年間動いていたところ「課長にならないか」と打診がありました。

そんな時、育休プチ代表の国保さんに教えてもらった「管理職と制約人材は、意外と相性が良いよ」という言葉を思い出しました。また、講座の中で「リーダーシップは生まれもった人の特性ではなく、学んで身に着けるスキルである」ということを学んでいたので、この言葉に勇気をもらい、課長職にチャレンジすることを決め、今も、リーダーシップについて学び続けています。

復職後、課長になるまでに1年間の準備期間があったことで、会社を動かすことが楽しいと感じるようになったこともあり、自然と管理職を受け入れることができました。

379658管理職として、チームの目標を達成するために大切にしていることはありますか。

現在、目標は達成している状態なのですが、その中で「業務をチーム内でどのように配分するか」が私の仕事です。部下がそれぞれ何をやりたいかを把握して、業務を依頼するようにしています。そして、部下それぞれの力を信じて、見守っています。ワークシフト研究所(WSI)主催の ”リーダーシップ講座” で、マネージャーは自分がガンガン引っ張っていかなくても、まわりをお膳立てするという役割もあると学んだので、そうなりたいと思っています。

379658マネジメントで難しいと感じていることはありますか?

業務を依頼した時に、断られてしまうことです。「あなたの得意分野だからやって」と依頼しても、作業量が増えると受けてもらえないことがあります。皆が自発的に動くためには、「それは自分が立ち上げた仕事である」と思ってもらうことが重要だと思っています。

そのためにも、最初のミーティング段階から参加してもらえることが理想なのですが、時間の都合上どうしてもそれができないこともあり、自分が仲介して業務を依頼する時は、その人が動きやすいようなコミュニケーションをとるよう、工夫しています。ここは、なかなか難しいところです。

379658少し視点を変えて、、、Tさんが管理職になる際、パートナーは、管理職になることについてどのような考えをもっていましたか。

自然に受け入れていました。管理職になる以前に夫と話し合い「家事の優先順位を下げてでも子育てを大切にする」と決めていたので、管理職になってもその優先順位は変わらないという前提があったことがよかったと思います。余談ですが、管理職になったお祝いに、花束を買ってきてくれました。とても驚きました。

379658パートナーとの協力体制もうまく整えている印象を受けますが、どのように体制づくりをしていますか?

復職前にエクセルを使って、家事の分担表を作ったのですが、喧嘩になっちゃって(笑)。でも、その時に喧嘩をしたおかげで、夫にも自発的な家事への意識が根付いたようです。あとでごたごた喧嘩するより、最初に喧嘩しておいてよかったなあと思っています。

夫と話し合ったところ「本来子供にかける時間が家事に奪われているから、家事より子供を優先させよう」と決めました。例えば、帰宅後は子供との時間を優先するため、夕食後は食器を洗わず置いておき、夫が帰ってきてから洗ってもらうこともあります。

また、義母が沿線に住んでいるため、私が残業しなければならない時は、可能な限り、夫と義母の二人体制で対応してもらうようにしています。どちらか一方だと、子供も満足しないことがあるのですが、二人いると子供も満足するようです。義母と子供の時間、夫と義母の親子の時間が持てている、と前向きに捉えています。

379658課長になられた今考えている、今後のお仕事・家庭両面での展望を教えてください。

仕事面では、課長になってまだ半期ですので、しっかりと成果をあげることです。課内に対してはもちろん、全社的にも、課題解決、安定、成長を目指した働きかけをしていきたいと思っています。

また、社内では、ママ社員への配慮は根付いてきたところですが、パパ社員への配慮は皆無で、ここをなんとか意識改革できるよう、徐々に根回ししていきたいと思っています。

家庭面では、希望としてはもう一人子供が欲しいなと思っています。それから、自分の作った教材で、子供が勉強する日がくるといいなと思っています。

余談ですが、現在、子供の読む絵本や通信教材、テレビやおもちゃなど、子供が興味のあるものに囲まれて、私も常にそれらにアンテナをはって生活しているため、インプットの量がとても多いです。そのお陰で、子供が生まれてからアウトプットに関しては、アイディアが泉のように湧き出ているのを感じています。ママと教材編集の愛称の良さを感じています。おっと、また仕事の話になってしまいました(笑)。


■インタビュアーざわ子より379658

仕事と子育てを両立している管理職。
側から見れば完璧に見えるかもしれませんが、
Tさんは、飾ることなく等身大のお話をしてくださいました。

育休プチでであった“言葉”を大切にしているTさんだからこそ、
結果を結びつけられていることを感じました。

家族との、日頃からのちょっとした心がけや言葉かけ、
話し合うことの大切さも、Tさんから教えていただきました。

Tさん、お忙しいところ沢山の質問にお答えいただきありがとうございました。


■育休プチMBA勉強会・facebookページも是非ご覧ください。

http://www.facebook.com/ikukyu.mba/

※勉強会は、現在ひと月に2回開催しています(2日程のうちどちらか一方にご参加いただけます)。Facebookページに詳細を記載していますので、是非チェックしてくださいね

 

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