「制約人材の活用」をどのように会社で行うべきか? 国保さんにインタビューしました!(前編)

いよいよ年末年始ですね。

来春4月復帰予定の方は、復職まであと3ヶ月…カウントダウンが始まりました。復職準備は何からすればよいのか…迷っている方も多いのではないでしょうか。

 

年末年始あたりから復職前面談などで会社の上司と復職者で面談し始める方もいらっしゃると思います。復職者も不安なように、会社側にとっても、復帰者が増える4月に向けてどう対応していこうかと迷っている時期ではないでしょうか。

 

今回広報チームは、会社の経営者・人事、上司の方向けに「制約人材1をどう活用するのか?」について、静岡県立大学講師で、育休プチMBAの代表であり株式会社ワークシフト研究所の国保祥子さんにインタビューしました。

 

広報チームのインタビュアーの2人は、今回は初めての育休取得中。現在どのような心構えで復職に臨めばよいか不安がたくさんあります。インタビューにもその不安な気持ちを国保さんにぶつけてみました。

 

もちろん、復職者の方にとっても、復帰後上司の方とどのようにコミュニケーションを取っていくべきかいくつかヒントがあると思いますので、ぜひ読んでみてください!

 

※1 育児や介護、高齢、病気といった様々な事情により、働く場所や時間、従事する仕事内容などの労働条件について何らかの制約を抱える人材。

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 最近の制約人材の動向

 

――それでは、まずはじめに最近の制約人材の動向についてお聞きしたいと思います。企業においても制約人材の活用というのをよく耳にしますが、制約人材をどのように活用すべきと語られることが多いのですか?

 

国保 私が育休を取った2014年と2017年とでは結構違うと感じています。2014年はワーキングマザーをどうやって扱ってよいのかわからない、下手したらお荷物だねーという空気がもう少しありました。今はだいぶ薄れてきたと思っています。

 

――それは育休者が増えてきたからでしょうか?

 

国保 育休者が増えてきたのもあると思いますが、復職者に対して配慮を求める社会の動きがあるというのもあると思います。

 

――復職者に対して配慮を求める社会の動きとはなんでしょうか?

 

国保 復職者に配慮は必要ですが、会社側が復職者に過剰に遠慮しすぎている、腫れ物にさわるような、どうしたらいいかわからなくて遠慮がちになってしまう、そんな空気を感じます。会社側も復職者に本当はもっと活躍してほしいし、貢献も期待しています。そして、復帰者にストレッチする業務を任せたいと思っています。でも過度な期待が配慮不足と捉えられる可能性を恐れて、ストレッチした業務・目標を復職者に与えることに消極的になっている印象です。

 

――確かに会社でも子どもがいるからこの業務は無理だよね、と言われている女性社員が実際にいます。

 

国保 無理だよね、大変だよね、といって業務を任せないのは、復職者にとって負荷は低いけれど成長につながらないんですよね。

 

――国保さんには、企業からもそういった復職者などの制約人材に関する相談が多いんですか?

 

国保 多いですね。一番多いのは、復職者が増える見込みだけど、どう扱っていいかわからないというものです。会社側が復職者に遠慮がちで、どこまで仕事をさせていいかわからない。でも復職者が今後増えていく以上、遠慮していたら現場がきつくなってきます。

 

――実際復職者に会社で活躍してもらわないと、会社自体が回らないですもんね。

 

国保 そう。復職者は、時短制度等を利用すると、復帰前は10やるべき業務が8しかできなくなってしまいますよね。その2をどこでカバーするか?本当は会社側も、10の業務をやってほしいけど、やってほしいと言うと配慮不足だと捉えられてしまうのではないか…と遠慮がちになってしまうんです。そして現場が大変に…。今は2は誤差かもしれないけど、積み重なって200になることもありますよね。

 

――確かに。やっぱりこれからは制約人材を活躍していかないといけないですね。

 

国保 そうなんです。全ての人が働きやすい職場を作るためにも、復職者がいかに業務を10できる状態で会社に戻るか、いかに特別対応ではない形で受け入れられる職場をつくるかということが大事になってきます。

働く上で、上司と復職者が心がけることとは?

 

――復職前に気が引き締まってきました!復職前後で復職者は上司と話す機会があると思いますが、どのようなことが重要だと思いますか?

 

国保 上司と復職者で一番必要なのは、丁寧なコミュニケーションです。上司は、部下が何をやりたいのか?どこまでできるのか?、仕事を任せられたときの不安要素は何か?など、丁寧にコミュニケーションを取っていく必要があります。復職者も復職するにあたって、たくさん不安があります。

例えば、残業した場合保育園のお迎えはどうなるのかなと考えて、残業は無理です、などと上司に言いがちですよね。それだけを伝えてしまうと、上司は復職者が仕事に対して消極的で、モチベーションが低いと捉えてしまいます。モチベーションないんだな、育児をもっとしたいんだな、と。やはり上司も人間ですから、モチベーションが高い部下と低い部下がいたら、成長に必要な業務経験はモチベーションが高いほうの部下に任せようと思います。

旦那さんの家事と一緒ですよ。やる気はあるけど平日は忙しくてできない場合と、やる気がなくてやらないのでは、全然違いますよね。

 

――確かに!(笑)

 

モチベーションはあるが、不安で仕事に対して消極的なのか、モチベーションがなくて消極的なのか、上司にはわからない場合もあります。なので、復職者は、復職にあたって不安はあるけれど、モチベーションはあります!と3倍増しに伝えてほしいですね。上司も、復職者は思っている以上にモチベーションがあると思って欲しいです。

 

――復帰後の不安に対する対策を一緒に考えてもらうのもいいですね。

 

国保 管理職としてはやっぱり業務を怠けられるのが一番怖いもの。わたしたちも保育園のお迎えは絶対行ける人に頼みますよね。遂行出来ない可能性のある人に任せることは怖いんです。ただ、出来ない可能性もあるけど、そのときのための対策はしてありますと言われると全然違います。

上司としてもそういうコミュニケーションができる部下がいるとリスク回避にもなるし、マネージメントコストが下がります。ただ、上司には部下がたくさんいるので一人ひとり丁寧に見られませんから、上司に過度に期待せずなるべく部下からコミュニケーションを取るような姿勢でいてほしいですね。

(国保さんと娘さん♪)

近年の育休者・復職者は以前と変化している?

 

――育休プチMBAもそうですが、育休中にスキルアップを目指している女性も増えていますよね。なぜだと思いますか?

 

国保 みんな不安なんじゃないかな。育児休業給付金は延長しているし、赤ちゃん産んだ後はみんなやっぱり休みたいんだね、と世間では思われているような気がします。でも当事者にしてみたら、3年も休んだら怖くて復帰できないと思っています。育休者が不安であるというのは世間では知られていなくて、休めてラッキーだね、と思われているんじゃないでしょうか。

 

――確かに言われたことあります!その誤解もこの記事でなくなるといいなぁ。

 

国保 また育休中にできることが増えてきたように思います。2014年はママボノと育休プチMBAしかなかったんじゃないかな。

 

――そういった育休中に復職に対して意欲が高く、復職後も生産性を高めて働いている復職者と、いわゆるぶら下がりに甘んじている復職者がいるように思います。何がそうさせると推測しますか?

 

国保 ぶらさがっている人も図々しいというわけではなく、実は復職後の問題の難易度の高さに思考停止しているだけだな、と思っています。越えなきゃいけない壁が低いか、問題解決能力が高いと思考停止せずに仕事ができますが、問題解決能力が低く、ハードルが高いとどうしていいか分からなくて結果としてぶらさがってしまうんじゃないかな。

 

――ハードルを適切に設定していくというのは、先ほど話していただいたように上司とのコミュニケーションで行えますよね。どういうふうに自分で解決にもっていくかが重要な気がします。

 

国保 育休プチMBAで問題解決能力を上げられます。育休前は全部会社が悪いと思ってたけれど、参加して考え方が変わった、見えるものが変わったという感想は理想的です。特に育休2回目の復職者の場合、1回目の復職と比較して、プチに参加したことで復職後は1回目より課題やハードルが多いけど、気持ち的に全然楽、と言っている人がいました。

 

――それは視点が広がっているからでしょうか?

 

国保 問題解決能力が上がっているんでしょうね。実家に頼れる人はまだしも、頼れない人はシッターを使うなどしなくてはいけないので超えるべきハードルが高く、その分エネルギーが必要です。仕事でも、子どもいるいないでは、いたほうが越えなきゃいけないハードルは高いので、上司もハードルを越えがいがある目標を設定する必要があります。

 

――ハードルが低いと働く意味がないなと思いそうです

 

国保 ハードルの越えがいのない目標だと、これは子ども預けてまでする仕事だろうかと考えてしまいますよね(笑)。ママーとぐずる子どもを保育園に連れていきながら向かう先が誰でもできる仕事なのか、お客さんからぜひあなたにお願いしたいと言われながらする仕事なのかでは、気持ちも全然違います。

 

――確かに!仕事のパフォーマンスも変わりますね。

 

国保 復職者もそういう仕事ができる体制を整えないといけないし、上司も責任ある仕事を任せないといけないんです。

 

――なるほど。お話を聞いて働くことが、より具体的にイメージできてきました。

 

国保 復職するとき、ある人に「日常を100%フルパワーで送ってはいけな」いと言われたことがあります。日々フルパワーだと、突発事故が起きた時バッファがないから、すぐ破綻してしまう。日常を80%ぐらいで回していると、子どもが病気のときなど余力が20%が残っているので対応できるんです。

 

――全部やったほうがいいと思ってしまい、その20%をどこで手を抜くかが今は掴めないです。

 

国保 家事の好き嫌いでいいんじゃないかな。苦手なものをイライラしながらするべきではないように思います。わたしは料理は好きなのですが、掃除が嫌いなんです(笑)。1時間掃除するのと料理するのではエネルギーが全然違います。苦手な掃除をやることでストレスを溜めて、子どもにイライラするのは本当に意味ないですよね。私は料理であれば心の余裕があるので、子どもがバッシャーンとかやってもそんなに気にならないんです。

 

――好き嫌いですか!全然思いつきませんでした!(笑)

 

国保 仕事はつい日々100%になりやすくて反省しているんですが(笑)、育児のほうで20%ほど余裕があるので、子どもと絵本読んだり、料理を一緒にしたりができますよ。

(国保さんと娘さん♪)

――確かに復職後も気持ちに余裕をもって子どもとの時間を大切にしたいですね。お話を聞いて、復職後の仕事と育児・家事どちらもどのようにすべきかイメージがわいてきました!早速旦那さんに相談してみます。(笑)

次は、組織全体の働き方推進についてお話をお聞きしたいと思います。

(後編に続く)

 

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いかがでしたでしょうか?復職経験があるなしに関わらず、はっと気づかせてくれる視点もあったと思います。前編では、制約人材の最近の動向や、上司がどのように制約人材へ対応すべきか、制約人材もどのような準備をすべきかをお聞きしてきました。

 

後編では、政府が進めている働き方推進や女性のキャリアアップについて国保さんにお聞きします!ぜひお楽しみに♪

 

◆12/19勉強会◆開催報告◆

こんにちは、4期(秋)運営メンバーのえりです。

12/19に開催された勉強会のレポートをお届けします!
今回の参加者は7割がリピーター!
繰り返すことで思考力を鍛えたい、復職に備えたいという熱意を感じます。
(※勉強会アンケートより)

今回のテーマは「業務改善を考える〜岡村課長と定時後のクレーム」。

旅行代理店のとある営業課が舞台です。育休復者帰第一号の山下を迎えることになった岡村課長は、嬉しい反面困っています。残業ができない山下の業務フォローが周りの負担を増やしているようで、組織全体のモチベーションが下がっている
からです。しかも、山下が定時帰宅後に担当顧客からクレームが来るパターンが
続いていて・・・さぁ、彼女の処遇をどうしようか。
これって復帰した自分が上長からどう見られるかってことだよね?

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1グループ4名〜5名で構成されています。初めましての自己紹介(育休回数や
子供の月齢など)でなんとなくお互いの人となりがわかったところで
ディスカッションスタートです!

①ケースを読み、出題された「設問」について、各自で考えをまとめます
長い文章を読むのは久しぶりでなかなか頭に入らない!
しかも考えを「文章」でまとめたくても、ぴったりした言葉が出てこないし時間がものすごくかかってしまいます。
すっかり育児脳になってしまった自分に気がつきます。。。

②グループ内の参加者とディスカッション
自分で考えをグループ内にシェアします。グズる息子をあやしながら、
授乳しながら、など赤ちゃんのお世話をしながら頭はフル回転。脳みそが急に
動き出すのを感じます(笑)。

③全体でのディスカッション
参加者全体で意見を共有します。
他の人の発表から自分では気がつかない視点に「なるほど」とうなずいたり、
そこから派生して自分一人では到達しない考えに至ったり・・・
ディスカッションは、ファシリテーター(トレーニングを受けた育休中の
ボランティア)から出される設問に自分で考え、グループや全体の
ディスカッションを3〜4回繰り返します。
上司目線での設問もあり、つい当事者目線で考えがちだけど、視点を変えるだけで見える景色が違うなと学びを実感!
また、復職後、起こりうる課題を疑似体験することで、復職後の不安が少し解消
された気がします。

④最後にリフレクション(振返り)
ケースディスカッション後、「9つの挑戦課題」から自分の苦手な項目を選び、
その理由もグループ内で共有し、自分の苦手分野を見つめ直します。
この勉強会は正解がないため、テーマは同じでも、メンバーが異なると導き
出される答えが変わるんです!
私は、後日、勉強会のケースを使って主人とディスカッションすることが
あります。夫婦で考えを共有できたり、男性目線での意見が聞けたりするので
おもしろいですよ~。

繰り返し考えることで思考のトレーニングになりますのでお試しを♪

ランチ交流会

様々な業種・業界の方と仕事の話をしたり、復職経験者に、復帰後の実体験を
聞いたりと話しはつきません。終了間際には、お互い連絡先を交換している方も
います。
意識が高い人の集まり(みんな手作りのお弁当だろう)だから、今日はお弁当を作ってきたという方もいましたが、皆さん買ったお弁当やパンを持参していますのでご安心ください(笑)。
同じ悩みを持つプレママ、ママが参加しているので、ぜひ気軽にご参加ください♪

*  *  *  *
次回の勉強会は1月10日(火)のテーマは「業務改善策を考える」です。今回と同テーマですが2度目の参加でも多くの学びや気づきがあります。
→→申し込みURL 
また1月26日(金)には「復職に備えた準備をする〜西田はるかの職場復帰前面談〜」が開催されます。
→→ 申込URL 

1月以降のチケットは復職目前のため早めの完売になります。
ぜひこまめにチケット情報をご確認ください!
*  *  *  *
また、育休プチMBAを監修するワークシフト研究所の勉強会も、赤ちゃん連れで学べるものがたくさんあり、オススメです!
ワークシフト研究所の勉強会では、プロフェッショナルによって経営学の理論のレクチャー&ケーススタディについてのファシリテートが行われ、また育休プチMBAと同じく子供を持ちながらキャリアを築く人たちとの交流会の機会もあります!こちらもぜひチェックしてみてください!→→ WSI講座

夫婦時間確保の工夫

2017秋広報チームです。
まもなく2017年も終わりが見えてきましたね。
年末年始を前に、これから長期休暇に入られる方も多くなることかと思います。
慌しい年末年始ですが、場合によってはまとまった時間を確保できるチャンス。
休みを前に、身近なパートナーと過ごす時間について、少し考えてみませんか。

あなたのパートナー、最近あんまり話していないなぁ、帰宅時間も分からないし朝少し顔を見るくらいかもと思ったら、ちょっと立ち止まって。
夫婦の時間なんて、忙しい子育て中の今、優先順位は低いでしょという意見、分かります!
それでも、今後生涯に渡って共に人生を歩んでいくパートナーと、貴重な短い育児期間の悩みや相談事が話し合えたり、その時のお互いの想いや希望などが共有できたら、その後の人生がより豊かになるのではないでしょうか。
今回は、夫婦時間確保の工夫についてお送りいたします。

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目次

  1. 夫婦時間、必要ですか?
  2. どのように確保していますか?
  3. 何を話していますか?
  4. 家族時間について
  5. ひとり時間について
  6. まとめ

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1. 夫婦時間、必要ですか?

さて、とはいうものの、夫婦時間確保の前に、まずは気になる問いについて。
「そもそも夫婦の時間、必要ですか?」を復職経験あり・なし含めた現在の運営チームメンバー(育休中女性)に聞いてみました。

その結果、複数のメンバーから回答をもらいましたが、「夫婦時間は必要」でほぼ一致でした。

  • 家族の最小単位は夫婦だと思っているので、そこはしっかりしておきたい
  • 子ども二人を抱えたひとつの組織だから、コミュニケーションをキチンととることは大事

夫婦をチームや組織と見立て、夫婦協力して臨みたいという姿勢が感じられます。

 

2. どのように確保していますか?

では、必要なことは分かったけれど、実際子育てしながらでも時間の確保ができているのでしょうか?できている場合は、どのように夫婦時間を確保しているのでしょうか。聞いてみました。

そしてコメントから、固定して時間を確保している方、不定期で確保している方、夫婦時間としてカッチリではなく繋がりを保っている方、またそれぞれ状況により併用している方と様々いることが分かりました。

<固定して時間確保>

  • 年一回、保育園懇談会前にランチで2時間
  • (配偶者は単身赴任)毎月1週間弱くらい帰宅するので、その際に義両親に子どもを預かってもらい2人で食事へ
  • 年一回の記念日に子どもを両親に預け2人で食事へ

<不定期で時間確保>

  • 金曜か土曜の夕食時
  • 夫が休みの前の日の深夜、子どもが寝てから
  • 子どもが寝た後に夫婦で夕食を食べながら(配偶者の方は早帰りを意識されている)
  • 夫が在宅勤務時にランチで

休み前は仕事モードから解き放たれるので、タイミングが合えばいいチャンスですよね。
配偶者の方が在宅勤務時にランチを一緒に取っている育休中の運営メンバーによると、この時間だと自然に仕事の悩みや相談ができるので、お勧め!とのこと。早帰りや在宅勤務制度利用などお互いの働き方の工夫により、「取れない!」と思っていた夫婦時間も、もしかしたら取れるのかもしれません。そして、その他にも

  • おでかけする車や電車の中(子どもはまだ喋らない月齢)
  • 夫が平日休みの日中に下の子と3人で出掛ける(上の子は保育園、下の子は喋らないので夫婦の会話はできる)
  • 子ども2人の寝かしつけに成功し、夫婦ともに奇跡的に起きている場合

乳幼児でまだ喋らない年ごろの子どもなら、一緒にいる場でも夫婦の会話はできますね。
また寝落ちをしないだけでなく、夫婦ともに同じ場で同じ時間を共有できる!そんな貴重な夜は祝杯をあげたいです。逆に言うと、それだけ確保が難しいとも言えます。

<つながり確保>

  • 日中もメッセンジャーで頻繁に連絡を取り合う
  • LINEのやりとりは頻繁で、買いたい物の相談や写真の交換(特に子ども)、読んでほしい記事などはお互いに送り合う

これは、わりとハードルが低めなので取り組みやすく、事務連絡ツールとして導入されている方も多いのではないでしょうか。
また、そうはいっても、確保ができていない!という正直な声も。

  • 子どもが生まれる前はよく夫婦で雑談含め真面目なことを話す機会があったのですが、最近イライラしがち→自分の気持ちを説明するのもめんどくさい→相手は???状態という感じで、よろしくないなぁと思っています。

 

3. 何を話されていますか?

そして確保した時間で皆さんが配偶者の方と話されている内容ですが、雑談から相談~議論まで幅広い内容でした。確保した時間や状況に合わせて、軽い話題から深い内容まで多岐に渡るようです。
また、短い時間でもたくさん雑談を重ねていくことで、議論でケンカ腰になった際の回復を早めにしてくれるという効果もあるようです。

そして、夫婦時間がとれると「夫に対して日頃イライラしていても寛容になれる気がする」だったり、「2人だけで出かけたときは夫のことが好きになりました」というコメントまでいただきました♡
夫婦時間を確保しお互い腹の内を話せたら、今まで気付かなかった相手側の負担や苦労に目を向けられ、お互いさまの気持ちになるかもしれません。また、夫婦だけで外出することにより、お互いを惚れ直させるチャンスもあるとすれば、これはもう一石二鳥です!
やはり「子どもの話ばかりしないことが大事かもしれません。目的は2人の幸せな老後(できれば離婚しない)のために!」というコメントからも、理想はお互いの今後のキャリアや未来について語り合ったり、お互いの夢や希望を理解したりするところですが、急に盛り込もうとするとなかなか腰が重く実行できないので、まずは負担の少ない雑談を重ねるところから無理なくはじめたいところです。

 

さて、夫婦時間の確保については、子どもの月齢と人数による影響も感じられます。

子どもにもよりますが、大体3歳前後になると、話に入り込んでくるので夫婦だけの会話は子どもが一緒の状況では続けられません。夫婦だけ(もしくは夫婦+まだ喋らない乳幼児のみ)の時間を意識して作らないと会話が成立しない状況になります。そして、子どもが二人になるとまた状況が変わります。

  • 子どもが一人の時は仕事のある平日にお昼を一緒にとったりしましたが、今は朝食の支度を一緒にする5分くらいが夫婦の時間です
  • 子どもがひとりのときは、たまに両親にみてもらってふたりで出かけていてそれが楽しかったのですが、下の子産まれてからはできていません。両親もふたり預かるのはまだ自信がないとのこと…

 

4. 家族時間について

そして気が付くと、上の子も随分しっかりしてきます。
当たり前だった「家族時間」が、子どもの成長とともに残り少なくなってくることに気付き、家族時間を大切にされている方もいます。

  • 息子が6歳でそろそろ休日もお友達と遊びたいと言いだし、そのうち家族4人での時間が減りそうだなと夫婦共に感じているから、家族時間を大事にしています。必要なことは夫婦で子どもたちが寝た後に話している感じです。

人生における、子どもと過ごす時間の短さを実感させられるコメントです。

 

5. ひとり時間について

先が見えている子育てとはいえ、バランスのいい健全な心を保ち続けるためにも、ひとり時間も大切にしたいところ。
今回は、参考までにひとり時間確保の工夫についてもご紹介いたします。

<ご自身で確保>

  • 夫が飲み会で遅い帰宅かつ、子どもたちの寝かしつけに成功した時
  • 一歳以降になると利用できる図書館での託児サービス利用時

<お互い協力して確保>

  • 月一くらいで、夫に子どもを預けている間に
  • お互い休日に子どもを預かりあって、相手の一人時間を捻出

また「毎年必ず数日間の1人旅(友人とでも可)に出ること」という贅沢なひとり時間を夫婦の約束事にしているメンバーもいました。もともとは配偶者側から提案があったそうですが、子どもがいてもそれは実施予定とのこと。ステキです!

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。振り返ってみてご自身とパートナーでは、夫婦時間は取れていましたか?
意外と取れていた方、そうでなかった方。あなたと配偶者にあった時間確保の方法は何か見つかりそうでしょうか。

話を聞いた運営チームメンバーからは、子どもの年齢によって夫婦時間よりも家族時間を優先したい、また夫婦時間よりもどちらかと言うと一人時間が欲しいなど、様々な意見がありました。

夫婦時間が必要とは思いつつも、すぐにアクションをしなくてもまだ付き合いが長いと思ってしまうパートナーとの関係。
そうは言っても、限りある人生。

今は何を大切にし、今後は何を大事にしていくか、この機会に考えるきっかけになって頂けたら嬉しいです。

 

 

◆12/1勉強会◆開催報告

こんにちは、4期(秋)運営メンバーのこじまです。
12/1に開催された勉強会のレポートをお届けします!

今回のテーマは、前回の11/28開催と同じく、「時間制約をどう克服するかを考える~復職して3ヶ月の井田美咲」

復職後、勤務時間を短縮しても、出産前と同じように成果を上げたい!と仕事へのモチベーションも高い井田美咲。しかし、復職して3ヶ月経った頃からなぜか仕事でミスを重ねるように。

そんな中、重要な会議の前日に子供が突然の発熱。なんと明日、会議で使う資料ができていない。

これは復職後あるあるではないか!?

私自身、一回目の復職時に似た経験があり、美咲が他人事とは思えずつい感情移入してしまいました!!

まずは、ディスカッションの前に、4~5名のグループごとに自己紹介
今回は、参加者のうち7割以上の方が初めての参加でした。
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それでは、勉強会スタート♪

①ケースを読み、課題について各自考えます。
課題は何かを考え、それを付箋に書き出します。
うまく言語化できない!とすっかり育児脳になっている自分に気がつきました…。

②同じグループ内の参加者とディスカッション
①で考えた意見をグループ内で共有します。
他の参加者の意見を聞くと「なるほど!そんな考え方もあるよね。」と自分ひとりでは思いつかなかった視点や課題に気付くことが沢山あります。

③全体でのディスカッション
今度は、参加者全体で意見を共有します。
みんな積極的に自分の意見を出してディスカッションも活発!
ファシリテーター(トレーニングを受けた育休中のボランティア)の質問により、さらに課題を深堀りし原因や対策についても考えます。

当日ファシリテーターから出される設問3~4個に対して、それぞれ①~③を繰り返します。

上司目線での設問もあり、つい当事者目線で考えがちだけど、視点を変えるだけで見える景色が違うなと学びを実感!
また、復職後、起こりうる課題を疑似体験することで、復職後の不安が少し解消された気がします。

④最後にリフレクション(振返り)
ケースディスカッション後、「9つの挑戦課題」から自分の苦手な項目を選び、その理由もグループ内で共有し、自分の苦手分野を見つめ直します。

この勉強会は正解がないため、テーマは同じでも、メンバーが異なると導き出される答えが変わるんです!
私は、後日、勉強会のケースを使って主人とディスカッションすることがあります。夫婦で考えを共有できたり、男性目線での意見が聞けたりするのでおもしろいですよ~。
繰り返し考えることで思考のトレーニングになりますのでお試しを♪

ランチ交流会
様々な業種・業界の方と仕事の話をしたり、復職経験者に、復帰後の実体験を聞いたりと話しはつきません。終了間際には、お互い連絡先を交換している方もいます。
意識が高い人の集まり(みんな手作りのお弁当だろう)だから、今日はお弁当を作ってきたという方もいましたが、皆さん買ったお弁当やパンを持参していますのでご安心ください(笑)。
同じ悩みを持つプレママ、ママが参加しているので、ぜひ気軽にご参加ください♪

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次回の勉強会12月19日(火)のテーマは「業務改善策を考える」です。

12/8現在、一般席のチケットは完売となっております!が、増席もあるかもしれませんので、ぜひこまめにチケット情報をご確認ください!
→→ 申込URL

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また、育休プチMBAを監修するワークシフト研究所の勉強会も、赤ちゃん連れで学べるものがたくさんあり、オススメです!

ワークシフト研究所の勉強会では、プロフェッショナルによって経営学の理論のレクチャー&ケーススタディについてのファシリテートが行われ、また育休プチMBAと同じく子供を持ちながらキャリアを築く人たちとの交流会の機会もあります!こちらもぜひチェックしてみてください!→→ WSI講座

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◆11/28勉強会◆開催報告

こんにちは、4期(秋)運営メンバーのみどりです。
11/28に開催された勉強会のレポートをお届けします!

 

今回のケースは、「時間制約をどう克服するかを考える~復職して3ヶ月の井田美咲~」
時短制度を利用しながら、制約時間内での生産性アップと子どもが就寝後や早朝に自宅で仕事をすることでカバーし、順調に仕事にも慣れてきた井田美咲。

復職して3ヶ月。復職後初めて任された大仕事に気合が入っていたものの、立て続けにミスが発生。そんな中、大事な会議の前日に息子が発熱、そして肝心の会議の資料もできていない…。
設定が細かいところまで、やけにリアル!!とても他人事とは思えません。。。

 

ケースディスカッションに入る前に、本日一緒にこのケースに臨む同じテーブルの参加者4~5名で自己紹介。
育休回数、働く業界や業種、復帰後の働き方(フルタイムか時短か)、勉強会への参加回数など、みなさん本当にさまざま!ディスカッションが楽しみだなぁ~♪

 

まずは①1人でケースを読み考え、付箋やノートに書き出します。
最初はなかなか頭が回らないものの、自分にも起こりそうな内容だからか、身が入ります。

そして、②同じテーブルの参加者と意見を出し合います。
「その視点があったのか」「自分がモヤモヤしていてうまく言語化できなかった視点はこういうことなんだ」という新しい気づきがあります。
ディスカッション前に自己紹介をしていたこともあり、また設問が進むごとに場が温まっていたため、意見が溢れ出てきます。

次に、③全体で各自の意見を共有・ディスカッションをします。
皆さん、どんどん手が挙がる!ファシリテーター(トレーニングを受けた育休中のボランティア)から導かれ、各自の意見を発表。
思考がより整理され、深まります。あっという間にホワイトボードがいっぱいに!
当日ファシリテーターから出される設問3~4個に対して、それぞれ①~③を繰り返します。

美咲を客観視して考える設問だけではなく、上司の視点を想像して考える設問もあり、上司や管理者の視点を踏まえて課題や対策を考えることが大切だなぁ、と改めて実感しました。

 

ケースディスカッションを終えて、最後に、④リフレクション(振返り)です。自分が設問について考える時に足りなかった視点を選んで、理由と一緒にテーブル内で共有します。
わたしは今回2回目の参加でしたが、前回参加したときは何が足りないかすら、いまいちピンときていなかったので、わずかながら進歩です。

 

そしてお待ちかねのランチ交流会!
それぞれ仕事の話、復職後のこと、育児のことなど話が尽きません。
楽しい時間はあっという間に終わり、連絡先交換などしていた方も多く見受けられました。

せっかく出会った仲間、育休プチMBAではFacebookに参加者コミュニティがあり、オフ会の開催など、勉強会後も交流を継続する機会が用意されています。是非、活用してみてください!

 

そして、今回は、「育休プチを知ってもらおう応援制度」を利用して、育休中のパパ1名が参加されました。コメントを頂きましたので、ご紹介致します!

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「皆さんのご発言と熱意を感じ、こんな世界があるのだということを初めて知り、とても驚きました。発言をメモして帰ってから妻とディスカッションしようと思いましたが、皆さんの発言のスピードが速すぎて、メモをとれなくなり、結構早い段階で諦めてしまいました(笑)。それだけ強い皆さんの熱意が伝わってきて、感動しました。

男性は皆さんがこんなに色々考えて熱意をもって仕事に取り組んでいるということを知らないし気づいていないと思います。私も復職したらこの活動を広めていきたいですし、皆さんにも広めていただきたいです。」

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■育休プチを知ってもらおう応援制度とは?■
育休プチ勉強会をより社会に広めたい!そんな思いと行動力をお持ちになった参加者の方へプチをより広めるためのご協力のお願いをしたく思います。
1.会社の上司
2.会社の人事部の方
3.会社の経営層
4.取材者・編集者
5.行政の方
6.パートナー

1~6に該当する方を勉強会の見学者としてお連れいただいた場合、その活動パワーに少しの恩返しで、参加者の方の参加費をプチが半分補助します!

“育休プチを知ってもらおう応援制度” 適用後 参加費 : 2500円 (会場経費+教材費)
パートナーの方(見学者):無料

勉強会参加者:2500円

   

※もっと応援制度について知りたい方、詳細はこちら!→→応援制度

 

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育休プチの雰囲気、感じていただけましたか?Youtubeにも勉強会の様子がよくわかる動画を載せていますので、参加を迷われている方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧ください◎→→Youtube

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次回の勉強会12月19日(火)のテーマは「業務改善策を考える」。チケットは残り少なくなっていますので、気になる方はお早めにチェックしてくださいね。

秋以降、勉強会チケットは発売早々に売り切れています。前日や当日に病児事由のキャンセルが発生する場合もありますので、参加希望の方は随時チェックしてみてくださいね♪ →→ 申込URL

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また、育休プチMBAを監修するワークシフト研究所の勉強会も、赤ちゃん連れで学べるものがたくさんあり、オススメです!

ワークシフト研究所の勉強会では、プロフェッショナルによって経営学の理論のレクチャー&ケーススタディについてのファシリテートが行われ、また育休プチMBAと同じく子供を持ちながらキャリアを築く人たちとの交流会の機会もあります!こちらもぜひチェックしてみてください!→→ WSI講座