夫婦の家事育児分担を可視化してみた③復職前の夫婦会議

運営メンバーのあゆみです。運営メンバーたちが各々夫婦の家事育児分担を可視化し、復職に向けてあれこれ考えてみました。シリーズ③として、タスク分担表や世帯経営ノートを活用して、復職後の家事育児分担を夫婦で真剣に考えた例をご紹介します!

過去記事はこちらをご覧ください。
①プロローグ
②復職経験者たちの奮闘

メンバー情報
Gさん
飲料メーカーの営業職で第一子育休中。復職後はフルタイムで復帰予定。夫はエンジニアで多忙だが、協力してもらい、仕事と家庭を両立させたいと考えている。実家は車で一時間半の距離で、気軽には頼れない。

事育児分担表
参考にしたのはAERA共働きの家事育児100タスク表。改変してExcelで色分けしました。
妻が7割~10割を担うタスクをピンク、夫が7割~10割を担うタスクを、ほぼ半々で担う共通タスクを黄色としました。
※色分け前のタスク表は②復職経験者たちの奮闘参照

Gさんの場合

まず、色分け時点で夫を巻き込み、それぞれが色分けを実施↓

左:妻版 右:夫版 ※無色は判断できなかったタスク
図17_G妻 図18_G夫

見ての通り、色分けには「ずれ」が。。。夫は妻が思っている以上に、家事育児をやっているという認識があるようです。

Gさん談(以下G):夫が主担当なのは「電球を取り替える」だけだったの。それを見た夫が「そんなわけない!」と若干怒ってた・・・苦笑。夫としては信頼されていないと思ったみたい。

協議の上、現状の認識を統一した夫婦バージョンのタスク分担表がこちら↓

夫婦版
図19_夫婦納得版

さらに復職後のことを想定して、保育園の送迎なども含めた具体的なタスク分担表が完成↓

復職時想定版
図20_G復職想定

G:復職後の分担は夫と妻で同じくらいの分量にしているよ。これには夫も満足している様子。
お互いが仕事と家事育児をやらなきゃいけない平日は朝当番・夜当番制度を導入することが決定。夫が朝当番の日は、妻が夜当番。妻が朝当番の日は、夫が夜当番…という具合でお互いが週に朝当番を2回・夜当番を2回やる。残り1日は、繁忙期や飲み会など考慮して調整する。あと、昇格がかかっている、大きな仕事があるなど突発ニーズについては都度相談。基本的に頑張り時はお互い応援するが、月次でのトータルは同じ回数になるようにする。
緑色はイレギュラーに対応するもの。ごみ出し系は、朝発生する家事だけど、その日の夜当番がやる(朝は子どもを保育園へ連れていくのにバタバタしそうだから)。子どもの夜泣き対応系は、夜発生するものだけど、夜当番だけじゃなくて協力しあう。ちなみに私が育休中の今も、子どもが夜中泣いたら、2人とも起きて対応しているよ。

夫婦会議
さらに、Gさん夫婦は「世帯経営ノート(後述)」を活用して、夫婦会議を始めました。といっても、主に週末、家で飲みながら、どちらかの気が向かなかったら延期、という感じで、ゆるーく続けているとのこと。
これまでに、「2人が知り合って結婚、妊娠、出産するまでの流れと、そのときの気持ち」を振り返ったり、「どんな家族・家庭でありたいか」「家事」「子育て」を話したり、「妻の取り扱い説明書」を読んでもらったりしたようです。

Gさんに、話してよかったことを聞いてみました。

G:一つ目は、お互いの好き/得意な家事・嫌い/苦手な家事とその理由を話したこと。夫は、掃除やアイロン、洗濯機のフィルター掃除のような機械メンテ系など、定期的に決まった手順で行うものは好き、料理のメニューを考えたり、子どもの習い事やレジャーの情報収集など手順の決まっていない、自分で考える系のものが嫌い。
一方、私は、掃除など決まったものをこなすのは面倒になってしまい本当はやりたくないし嫌い。料理のメニューを考えたり作ったり、情報収集をするのは楽しいし、自分の動きで成果が変わるのが見えるから好き、ということが分かった。
なので、復職時に夫が夜当番で夕食を作る際には、土日に私がメニューを考えておいて、夫は作るだけにする(宅配キットで現在練習中)とか、私が苦手なアイロンをかけたときには大げさなくらいほめて感謝するとか、お互いの苦手をフォローしたり、大いにほめたり感謝したりしようという結論になった。

二つ目は、子育てについて。お互いに、子育て自体は楽しんでいるし、協力している。また、子どもが人生の全て!ではなくて、両親が仕事を楽しんでいて、その姿を子どもが見ることで「お父さんもお母さんも、仕事も家のことも楽しそう!」って思ってもらいたい、という認識は一致していた。
だけど、特に新生児期に、夫が思う以上のプレッシャーを私は感じていて、一人で子どもを見ているときには、小さな命を預かっている恐怖感があった。子どもがいきなり吐いたり血が出たりすると本気で焦るし、パニックになっていた。。。飲み会を楽しんでほしい気持ちはありつつも、早く帰ってきてほしいのは、子どもに何かあったらと不安でしょうがないからなんだよ、と今回初めて、理由とともに伝えられた。私が第一子でかなり神経質になっているのもあるけれど、女親はどうしてもこの不安感を払しょくできないんだと話したら、多少理解してくれた。

Gさんは、タスク表や世帯経営ノートなどのツールをうまく活用して、復職に向けて夫婦で着々と準備をしているようです。自分から切り出すのは気恥ずかしい話も、ノートに従って話すことでハードルが下がりそうですね。復職したら想定外の事態が発生するかもしませんが、Gさん夫婦なら協力して乗り越えていけそうです!

 

☆世帯経営ノート☆
夫婦を「世帯の共同経営者」と考え、夫婦会議をしていくための書き込み式ノート。二人の出会いなどの原点から振り返り、夫婦のこれからを作っていくことができる。
詳しくは、こちらをご参照ください(外部リンク)。

世帯経営ノート

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