【復職者インタビュー】勉強会で“親が遠方でも仕事と子育てを両立している人”に出会えたことが励みになりました

こんにちは。
2016年度運営チームのみち子です。

既に復職している
育休プチMBA卒業生の復職者インタビュー!

今日は、【育休前から管理職で、復職後も管理職を続けている】Sさんをご紹介します。

379658Sさんのキャリアとお子さんの年齢を教えてください。

新卒で製薬会社に就職し、4年目に新薬の開発会社へ転職。現在7年目です。フルタイムで働いていて、2歳半の子どもがいます。

379658Sさんは育休前から管理職で、復職後も管理職を続けられているそうですが、育休プチMBA参加前後で、意識が変わった点はありますか?

育休プチMBAへの参加前は、社内に“管理職で時短の人”はいなかったこともあり、復職後に時短か、フルタイムでこれまで通り働くか、と悩んでいました。他の管理職は親の援助を得ていたので、両家の親が遠方の自分がちゃんと復帰できるか不安でモヤモヤしていたときに、育休プチMBAに出会いました。

勉強会に参加する前は、それでもなんとかなるだろうと楽観視していたので、勉強会で復職後に起こりうる壁をプレビューすることで復職の準備ができました。

また、勉強会で復職前面談のケースを学んだ際に、「組織貢献意欲を伝えるために、事前に準備をしたほうが良い」と感じたので、関連の書籍を探して読みました。「さあ、育休後からはじめよう」という本に掲載されていた面談シートを事前に送って、働く意欲を上司にアピールしました。面談シートを事前に送っておくと、意欲がある前提で他の必要なことに時間を割いて話すことができ、良い面談になりました。

親のサポートがないと、仕事の第一線には戻れないと思っていましたが、勉強会で親が遠方でも両立している人に出会えたことが励みになりました。自分では思いつかない方法で両立をしている人に出会えたことも、とてもよかったです。例えば、子どもの病気は親が看るものと思い込んでいましたが、病児保育でプロの方に安心して看てもらえると教えてもらいました。

379658制約を持ちながら、制約を持たないメンバーのマネジメントをすることは大変そうですが、どうですか?

復職前から管理職をしていましたが、プロジェクト単位でリーダーが決まるため、復帰した直後は新規プロジェクトがなく、サブリーダーを担当しました。いわゆるプレイングマネージャーでした。
大阪と東京の2局プロジェクトの東京担当でしたが、うまくいかずプロジェクトの完了を待たず新プロジェクトの担当となり、途中で逃げたようなものでした。当時は「もう仕事はやめたほうが良いのでは」と思うほど悩みましたが、次の新しいプロジェクトでリーダーになり、ペースを取り戻して仕事を続けられました。

プレイングマネージャーをやってみて、プレイヤーの方が仕事との両立は大変だと感じました。というのも、復職直後は他のプレイヤーが5つ担当業務を持っているところ、自分は1担当とマネジメント業務の担当でスタートしましたが、だんだんと増えて3担当とマネジメント業務になり、地方出張も加わりました。

他の人は残業しながら対応していましたが自分はできず、業務が思うように進捗せずに苦しみました。また、他の制約を持たないプレイヤーと業務が重なるため比較してしまい、自分は仕事をやっていないという気持ちが高まってしまったんです。

管理職はプレイヤーと責任が異なりますし、手を動かさずに頭を動かして判断する仕事が主なため、時間や場所を選ばずにできる仕事も多く、両立しやすいと思います。

379658時間の制約をもちながら管理職を務めるにあたり、チームメンバーとのコミュニケーションで意識していることを教えて下さい。

チームメンバーを俯瞰してみるようにし、無駄や、改善点を見つけて対応するようにしています。例えば、人によって忙しさがちがうので、声をかけて分担するようケアををしたり、自分がヘルプに入ったりして、チーム全体の業務が円滑に進むよう調整しています。

以前は業務を担当者のみが把握し、フォローし合える体制がなかったのですが、現在は各メンバーにサブ担当を置き、その後ろにさらに自分がフォローするという体制を整えています。先日、急に入院をしたメンバーがいましたが、サブ担当がいたため問題なく対応することができました。

育休プチMBAで制約人材の壁を乗り越えるにはリスクマネジメントが必要と学んだことで、チーム全体のリスクを考えるようになり、この体制を作りました。

また、チームには私以外に制約人材(子育て中の方と、妊娠中の方)が2人います。
その方たちがチーム内で良い成果を出せるように、気配りしています。例えば、時短をとっている人はお給料が下がっていることを知らない人もいるので、本人に許可をもらって共有するなど、制約人材の立場に立ってコミュニケーションをとるようにしています。また、制約人材からチームメンバーに、どのような情報を共有をすることが必要か伝えてて、実践してもらうこともしています。

379658皆さん忙しく働かれていると思いますが、サブ担当の業務が増えることで、メンバーからクレームはありませんでしたか?

はい、業務が増えるとなると負担が増してしまいますが、サブ担当には負担が増えないようにしました。基本的にはメールを受信するなど情報共有を受けるのみとし、何かあった時にのみ対応するということにしています。

また、制約人材のためのサブ担当ではなく、長期休暇やインフルエンザなどで、誰もに起こることに対応できる仕組みとしてメンバーに伝えて、理解を得ました。

379658最後に、パートナーの協力をはじめ家庭の体制については、どのように作っていますか?

育休中はコミュニケーションをよくとっていましたが、最近は忙しく、どうしても話題が子育てや家事などの連絡業務になってしまっていて、もっと話す時間を持ちたいなと感じています。

ただ、自分の仕事についての大切なことは、しっかり伝えるようにしています。夫も裁量労働で都合をつけやすい職場で、自分は管理職のため業務を調整しやすい(短時間でも出勤すれば1日働いたことになるなど)こともあり、子どもが病気になった際は、夫婦で半日づつ分担するようにしています。

夫婦の役割分担は、夫が朝で、私は夜の担当です。18時前に会社を出なければいけません
が、たまに夫がお迎えに行ってくれる日は、残業をしています。

また、育休中は復職準備として、あえて洗い物を残して夫に家事をしてもらうようにし、復職したらこんなに家事できないよ、と事前に伝えて練習していました。夫はきっちりやるタイプで、やっているのを見ると自分はまずいなと思うくらいです。(笑)

両家の親とも遠いのですが、夫の親は初孫ということもあり遊びに来てくれるので、その時は子どもをお願いして、同僚との飲み会に行くなどしています。病児保育は1度利用し、今後も必要であれば使えるようにしています。


■インタビュアーみち子より379658

管理職で働くことで、時間や場所を選ばずに仕事ができる裁量があるというお話が印象的でした。両家の両親が遠方でも、夫婦ともに仕事の裁量を持つことで、両立しやすい環境を持たれているんですね。

Sさん、お忙しいなかお話をお聞かせいただきありがとうございました。

■育休プチMBA勉強会・facebookページも是非ご覧ください。

※勉強会は、現在ひと月に2回開催しています(2日程のうちどちらか一方にご参加いただけます)。Facebookページに詳細を記載していますので、是非チェックしてくださいね

【復職者座談会(前編)】 ~育休プチと出会って、働き方・意識はどう変わった!?~

こんにちは!運営チームのヨネです。
定期的に発信している「復職者インタビュー」ですが、
今回は既に復職された卒業生3名に集まっていただき、
座談会形式でインタビューを行いましたので、
その内容をご紹介します♪

経歴も復職経験回数も家庭状況も異なる3名ということで、
それぞれの異なる視点に新しい発見があったり、
皆が大きく頷く意見もあったりで、座談会は大いに盛り上がりました。

お伝えしたい内容が盛り沢山となりましたので、前・中・後編の三部構成で発信します!

今回は前編として、
~ 育休プチMBA勉強会(以下、育休プチ)と出会って、働き方・意識はどう変わった!? ~
というテーマでお伝えします。


<座談会にてお話を伺った卒業生のプロフィール>
Aさん:商社勤務。入社7年目で産休に入り、1年間の育休後、この4月に育休前とは異なる部署へ復職。こどもは1歳1ヶ月、第一子。妊娠中にwebで育休プチの紹介記事を読み、復職に向けたトレーニングになりそうと興味を持って参加。
Bさん製薬メーカーにてプロジェクトマネージャーとして勤務。第一子復職後に社内公募に応募して現部署に異動、その直後に第二子を妊娠し、同部署に復職。こどもは4歳と2歳。第二子の育休中に育休プチと出会う。
Cさん:メーカーで研修担当として勤務。入社8年目に第一子を妊娠、育休後、育休前の企画から異動となり営業として復職。その2年後に第二子を妊娠し、1年間の育休後、再び営業で復職。約1ヶ月前に現部署へ異動となった。こどもは5歳と2歳。第二子の育休中に育休プチと出会う。


379658こどもを持つ前と後、第一子と第二子の時などでの、働き方や生活の変化を教えて下さい。

Aさん
出産前は、残業や夜のお付き合いで毎日ヘトヘトになっていました。こどもが生まれてからは、残業できない代わりに早く出社するように変えました。また、夜のお付き合いができない分、上司や同僚をランチに誘うなどして意識的にコミュニケーションをとるように心がけています。

働く姿勢としては、復職後は、仕事を離れていた分「自分が置いていかれている感」を強く持っていたので、例えば会議においては、自分が主体の会議でなかったとしても、聞くだけではなく積極的に発言するように心がけました。発言することで、仕事へのやる気だけでなく、担当者が直面している課題に真摯に向き合う姿勢が伝わり、信頼にも繋がりますし、実際に発言すると反応が返ってきて、それにより、組織全体の雰囲気も良くなり、私自身、仕事に前向きになれています。

Cさん
会議への参加の仕方や発言って、ほんのちょっとしたことだと思うんですけど、その姿勢は自分の知らないところでも評価されているもので、それにより与える影響・反応は大きいと思います。


Bさん

私の場合、第一子の復帰の時は、やる気はあると伝えてはいたものの、「こどもがいて制約があるから、時間を考慮して仕事を振って下さい」というスタンスでいました。今思えば、時間の制約はみんなにある制約のひとつなのに、それを前面に出して「制約を考慮してもらえないと仕事を受け入れられません」としていたのは、自分勝手だったと反省しています。

そこで、第二子復職後は、仕事を受けるなかで「どうやったらできるか?」をまず考え、できない部分に関しては「どうフォローしてもらうか?」まで考えを巡らせるようにしています。
無理なものは正直に「できない」と伝えますが、以前は制約を調整する前段階で「ここまでしかできません」と言ってできる量だけ仕事を受けていたものを、第二子復職後は、仕事をまずは一括りで振ってもらい、まずは自分が調整することで仕事を完了することを目指し、それが難しい場合はできる部分/できない部分に分け、できない部分に関してはフォローをお願いするというスタンスに変えました。

病児の際も、以前は「熱が出たから行けません」と言っていたけれど、第二子の時は、行けないのは仕方ないにしても、自分が抜けた後のことをきちんとフォローするよう心がけています。例えば会議に関して、、「資料の場所はここ、アジェンダに沿って1と3の資料は作りましたので、2の資料は□□さんに作ってもらいたい、進行は○○さんにお願いしたい…」等と具体的にお願いをするようになりました。

Cさん
ちょっとしたスタンスの違いですが、すごく大きな違いですよね。Bさんのように、会社や上司側だけでなく、ママの側からも意識を変えていくことが大切だと思います。

Bさん
信頼してもらえるようなスタンスと、信頼してもらえるような成果を、セットにして見せていかないといけないですね。

Aさん
私も信頼はとても大事だと思っています。育休プチで学んだ、“いざという時のために「信頼貯金」をしておく“ というお話が印象に残っていて、心がけています。今まさに自分は信頼貯金を貯めている段階ですが、それがあれば、いざというときに周りがサポートしてくれる可能性が上がるだろうし、トラブル時に無理を言わざるを得ない時も理解してくれやすくなると思うので、大事にしています。

Cさん
私は、第一子の時は復職には不安しかなかったものの、物理的に強制終了の時間ができたことで非常に効率が上がりました。絶対的に働ける時間が違うけれども、求められている結果・報酬は制約のないメンバーと同じという状況でした(職種上、時短の選択肢がない)。加えて、育休を取らせてもらったことに対して貢献をしないといけないな、という想いで効率を上げて仕事をした結果、成績が上がりました。仕事の効率があがり、実績もついてきたので、それが純粋に楽しいという感じでしたね。

一方、第二子復職時は、育休中に育休プチと出会ったことで、目標管理能力・マイルストーンの立て方・チームとして結果を出すにはどうするか…等を自然に考えるようになり、成長の速度が全然違ったように思います。それにより、短期間で結果が出ました。ごく普通の会社員で全然できるタイプではなかったのに、この状況に自分でもびっくりしています。

Bさん
「自分が想定した自分のゴール」以上のことがついてきているのかもしれないですね!

Cさん
第一子復職時も、時間制約ができたことでそれなりに効率アップはできていましたが、第二子復職時は、育休プチでの学びを活かし、マネージャー視点でどういうことが求められているかを考えるようになり、その結果、自分に求められている行動・発言が自然に分かるようになったのがとても大きいと思います。

(一同、うなずく)


379658育休プチ参加前後で、ご自身のなかで意識が変わった点はありますか?また、それは復職後にどのように影響していますか?

Aさん
私は、こどもを持ちながら働くことに対し、「何が分からないのかも分からない」という状態だったので、育休プチで得た情報が、自分にとって初めての情報でした。諸々の情報を入手し課題を見つけながら復職準備ができた、これが、ワーママとしての変化でした。

Bさん
第一子育休中に育休プチに参加している人にとっては、どういうところにつまずきポイントがあり得るか、を初めての育休中に知るチャンスになるので、とても良いと思います。

Aさん
まさに今、実際に復職してみて、育休プチで知ったつまずきポイントを思い浮かべながら過ごしているという感じです。

“働く人”としての変化は、これまでは自分の視点しかなかったのが、「ひとつ上の視点」、「目線を上げる」ということを学び、意識できるようになったことです。以前は、入社から7年経ってキャリアイメージもわかずマンネリ化し、自分の仕事は何の役に立っているのかなと悶々と考える日々でしたが、そうではなく、「会社の役に立つ仕事をやらないといけない」と自ら思うようになりました。

Bさん
「目線を上げる」は、私も一番の変化でした。ケース等を通じて、第一子復職時の自分がどういう風に周囲から見られていたか、を客観的に見て、振り返り、第二子復職時は改善をすることができました。

あともう一つ変化があって、それは、管理職になるということが現実的に思えてきたことです。今までは、いずれは管理職になるかなと思っていたのが、育休プチで学んだことで主体的に目指そうと思うようになり、それを意思表示するようになりました。また、普段から育休プチで学んだ「目線」で過ごすことで、管理職の思考を理解しやすくなり、上司からも、管理職を目指すためのプロセスについて具体的なアドバイスをもらえるようになってきています。

Cさん
私も、「目線を上げる」ということに加え、管理職への意識という点で変化がありました。具体的には、管理職のやることがもっとリアルに分かるようになったというのが大きな変化でした。第一子復職時、時間に制限ができたことで思った以上に仕事がうまくいったこともあり、「プレーヤーからさらに成長したいな、そうするとこの先は管理職だな」と徐々に感じていたので、育休プチでの勉強で、管理職として何が皆に貢献できるかというプレビューができ、その結果、フォロワーとして何をすべきかというのも見えたし、管理職を目指す道筋がクリアになりました


いかがでしたか??

育休プチ参加前後の意識の変化について、
全員が、「目線を上げる」ことを意識できるようになった、
と答えてくださっていましたね!

目線を上げることで、
自分に求められている行動が自然と分かり、
それを実践することで周囲から評価されるし、
管理職への道筋も見えてくる…
まさに好循環を体感している卒業生の皆さんは、
とてもエネルギーに溢れていました!!

また、育休プチに参加することで、
復職に向けて何が分からないのかも分からない状態から、
解決すべき課題を明確にできた、という点は、
まさに、ケースディスカッションを通して
復職後のつまずきポイントを疑似体験して思考する
育休プチの醍醐味そのものですね!

さて、続く中編では、
~ 制約のあるなかでの仕事でのチャレンジ経験 ~ をお伝えします!

制約があるなかでのチャレンジは、
一歩を踏み出すのを躊躇してしまいがちですが、
そんな皆さまの背中を押してくれるような経験談を伺いましたので、
次回もお楽しみに♪


■育休プチMBA勉強会・facebookページも是非ご覧ください。http://www.facebook.com/ikukyu.mba/

※勉強会は、9月より月1回から月2回の開催に増やしました(2日程のうちどちらか一方にご参加いただけます)。Facebookページに詳細を記載していますので、是非チェックしてくださいね。

産前と比べ働き方や考え方が大きく変わり、生産性も上がりました(20代・復職者Aさん)

こんにちは。
2016年度運営チームのざわ子です。(ブログ初登場!)
来年4月からの復職に向けて、早くも新メンバーが増えてきました。
この秋に復職を控えているメンバーも何名かいますが、
今回は、既に復職を果たした卒業生メンバーへの
【復職者インタビュー】をご紹介します!
育休プチMBA勉強会には、
社会人歴もキャリアも、様々な方が集まっていますが、
今回インタビューをお受けいただいたのは、
20代・入社5年以内】で育休・復職をしたAさん。
勉強会で得た視点によって、
育休前よりも仕事がスムーズに回るようになり、評価も上がったそうです。

379658.jpgAさんの育休・復職時期とお仕事について教えてください。

地方公務員として働き、入社4年目の2014年6月に出産・翌年4月に復職。復職後は人事を担当。1年弱経った現在は、異動して窓口業務を担当しています。復職後は、時間制約がある中で成果をどのように出すか考えながら日々仕事をしています。

379658.jpg出産前は、どんな働き方をしていましたか。

目に見える成果を出したことはなく、かと言って長時間労働をする気はなく、仕事へのモチベーションが上がらないまま何となく業務をこなしていました。業務は担当制で、個人で完結するのでチームで何かをした経験もありませんでした。

379658.jpg育休プチMBA勉強会(以下、育休プチ)へ参加したきっかけを教えてください。

女性のキャリアに関する勉強会に参加し、そこにオブザーバーとしていらした美佳さん(育休プチ立ち上げメンバー)にお誘いいただきました。その勉強会で用いたケースメソッドが面白かったこと、会場が近所で子連れOKだったことから育休プチに参加することにしました。

379658.jpgAさんは、運営メンバーとしても活動されていたのですよね。

学んだことの実践ができること、メンバーと一緒に何かするのが面白そうだったので、運営メンバーに挑戦しました。育休をとらなければ出会えなかったであろう面白い方たちとチームで活動することで「私、仕事が好き!」と再認識できたことが、復職へのモチベーションへと繋がりました。
(※運営メンバーとは…年に1,2回、参加者の中から、運営をボランティアでお手伝いするメンバーを募集しています。運営メンバーは、勉強会のファシリテーターや資料作成、チケットの告知や販売などを、育児の傍ら行っています。)

379658.jpg復職後に対する不安はありましたか。育休プチ参加前後で、気持ちに変化はありましたか。

共働きの両親に育てられたので、共働きはできる、というかやるんだろうなと思っていました。働き続けるということを前提に妊娠を決めたので、復職という選択に不安はあまりありませんでした。 ただ、社内に復職者は沢山いるものの活躍していると思える人を知らなかったこと、転職するにしても自信がなかったことから、育休中にキャリアをよく考えたいと思っていました。
参加後は、参加前にあったフワフワした状態から「不安?課題にまで分解したらいいよ!そしたら解決できるから!」というふうに思考が問題解決型へと変化しました。 できない時ももちろんありますが、少なくとも育休プチに参加したことで、いま自分がどうしたいか考える道具を手に入れられたなと思います。 また、色んな方の体験談やぶつかった壁について、ディスカッションをするなかで、自分では絶対に思いつかないようなアイディアや考え方を伺うことができ、視野が広がりました。 育児と仕事の両立に関しても、どこまで対策が立てられて、どこからは出たとこ勝負なのか線引きできたので、気持ちと環境の準備ができたと思います。

379658.jpg他に、育休プチへの参加前後で何かご自身の中での意識が変化したことはありますか。

組織貢献と全体最適を考えるようになりました。 以前は、組織貢献や全体最適という言葉にはどこか自分を殺して歯車にならないといけないのではというイメージがありましたが、本当の意味を学び、かつ実践できたことで、組織で働くのであればこの視点を持つことでみんながハッピーになるなと確信が持てました。 産前と比べると働き方や考え方はまったく変わり、生産性も上がったと思います。

 

379658.jpg復職後、会社でのご自身のポジションや評価、周囲とのコミュニケーション等で何か変化があれば教えてください。

全体最適の視点があると仕事がスムーズに回るので、評価は上がりました。 また、コミュニケーションに関しては、自分の思い込みで進んだり止まったりすることが減りました。勉強会でのディスカッションや振り返りを通して、自分の考え方のクセを客観的に把握できるようになったからだと思います。

 

379658.jpg最後に、今後のご自身のビジョンについて教えてください。

日常生活を慈しみたいという気持ちと、仕事で成果を出して貢献したいという気持ちを、両方とも大切にしていきたいです。

 


■インタビュアーざわ子より379658.jpg

SNSを通して、復職後も日々頑張っている勉強会メンバーの姿を見ているというAさん。育休期間中を共に過ごした仲間の姿に、復職後も励まされているそうです。また、復職して1年経った今も、キャリアについてのワークショップを、育休プチで出会った仲間と共に開催するなど、より前向きに仕事や人生に向き合うAさんは、とても輝いていました。復職後は大変なことも多いようですが、近い目線で、仕事や育児の話をできる仲間がいるのは、とても心強く、良いことだなと思いました。

Aさん、お忙しいなかお話をお聞かせいただきありがとうございました。


 

■育休プチMBA勉強会・facebookページも是非ご覧ください。

http://www.facebook.com/ikukyu.mba/

※勉強会は、9月より月1回から月2回の開催に増やしました(2日程のうちどちらか一方にご参加いただけます)。Facebookページに詳細を記載していますので、是非チェックしてくださいね。

復職者インタビュー(復帰後1年たったYさんの場合)

こんにちは。

運営メンバーの長谷川です。

育休プチMBAは、復職に向けて思考トレーニングをする場ですが、もちろんそれだけではありません。毎回盛り上がるランチ交流会のように、育休中の仲間と横につながるだけでなく、すでに復職した先輩とコミュニティを通じて縦でつながることも可能な場です。

 

今回は昨年夏に復職したYさんに復職後のインタビューをしました。

(ちなみに、タメになるYさんの復職面談エピソードはこちら

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Y.Sさん(第一子(2歳)育休後、復職中)

(情報・サービス系/企画職/企画リーダー)

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●復帰から1年が経過して、仕事と家庭を両立させていく上で、育休プチMBAが役立ったと感じたことがあれば教えてください。

病児等で、どうしても急に休むリスクがあるため、チームのメンバーをうまく巻き込むことで、自分が手を動かさなければ業務が進捗しないという状況を作らないように心がけました。

業務ウェイトで重きを置いたのは、チームメンバーへの役割分担/進捗管理、スキル育成です。

例えば、自分のところで情報がスタックしないように、

・常にメールのccにメンバーや関係者を入れる

・資料や進捗状況を共有ドライブに保存する

などして、チームの作業を「視える化」しています。

また、現在の部署のメンバーは私以外、企画業務の経験が少ないため、メンバーへ業務を一つずつ引き継いで教える必要がありました。時間制約がある中でメンバーからの質問に全て一つずつ答えて、教えていくのは難しいと考え、質問に答える機会をできるだけ減らすようにしました。(その答えを教えてくれそうな人を紹介することで、組織内の個々のメンバーで教えあう風土を醸成しました)

その代わり、私は組織全体で知識をインプットできるような場を設けたりして、全体の企画知識の底上げと、理解の進捗管理をするようにしました。

企画リーダーとして「組織の中で自分が果たすべき役割は何か」を意識し上司や周囲とコミュニケーションするようになったのも、育休プチMBAに参加したことによる思考の変化かもしれません。

 

●忙しそうな職場のように感じますが、両立できるカギはなんですか?

私の場合、夫との役割分担が両立できている理由です。

夫も家事・育児に巻き込んでいくうえで、意識したのは、「夫の協力しやすい状態を整えて巻き込む」こと。

たとえば、夫は料理が苦手なのですが、インスタントや冷凍食品、スーパーのお惣菜に抵抗があるみたいなんです。(夫の実家がそうだったみたいです)

なので、平日の夕食はすべて週末に野菜・肉・魚を買い出し調理して冷凍し、1週間のメニュー表を壁に貼り出しておきます。

毎朝、その日の夕食分のおかずを冷凍庫から冷蔵庫にうつす、までをやっておくことで、帰宅後は電子レンジでチン♪のみで、夕食の準備ができます。これによって「お迎え~夜ご飯~寝かしつけ」まで夫が積極的に分担してくれるようになりました。

 

●週末の準備って結構大変じゃないですか?

私は、大変に感じたことはないです。

あ、買い出しは重くて大変なんですけど(笑)

具体的には、我が家の週末は、お昼は外食することが多いので、

朝と夜の食事のタイミングに2倍、3倍量を作って、多く作った分を冷凍しているのです。(3倍つくると2週間分になります。)

週末の余裕があるときに、朝ごはん・夜ごはんを多めに作る感覚なので「頑張っている」実感がないのでお勧めです。

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Yさん、ありがとうございました!
時間制約がある中でのメンバー育成は、私自身も悩んでいるところだったのですが、

「自らは質問に答えない、でも組織全体が成長する方法を考える」という姿勢はとても参考になりました。
また週末の作り置きが手間なく感じられる方法も、早速マネしたいと思います!!