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断乳/卒乳アンケート結果

運営メンバーのアキです。
断乳/卒乳について、今期運営メンバーの経験者にアンケートを取りました。

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ここでの定義
断乳・・・赤ちゃんへ母乳をあげるのをやめること。
卒乳・・・赤ちゃんが自らおっぱいを飲むのをやめること。
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Q1.断乳or卒乳
[結果]

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Q2.いつ?
[結果]
0歳10ヶ月・・1名
1歳0ヶ月・・・1名
1歳1ヶ月・・・1名
1歳2ヶ月・・・1名
1歳3ヶ月・・・1名
1歳6ヶ月・・・2名


Q3.なぜその時に断乳しましたか?
[結果]
第二子希望・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3名
母の1人の時間確保(一時保育利用、夫に預けての外出)・・1名
不快感等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1名
復職後で夜泣きがある程度収まったため・・・・・・・・・1名
乳腺炎対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1名


Q4.具体的な断乳の方法は?
[結果]
助産師の指導の元で・・・・・・・2名
徐々に授乳をやめる・・・・・・・2名
断乳予定日に授乳をやめる・・・・1名
子供にカレンダーを見せて話す・・1名
授乳クッションを隠した・・・・・1名
母子隔離・・・・・・・・・・・・1名
レモン果汁をおっぱいに塗った・・1名


Q5.断乳は簡単or大変でしたか?
[結果]
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Q6.断乳の時期、やり方で良かった点は?
[結果]
・ほぼ幼児食も食べられる状態での断乳だったので栄養面での不安が無かったこと。
・1か月間カレンダーにて予告し続けたこと。
・プロに任せている安心感
・少しずつ授乳間隔が空くので、自分が乳腺炎になったり、絞ったりする手間がかからなかった。
・断乳前に、ストローでミルクを飲むことにならしていたこと。
・元々、おっぱいで寝かしつけていなかった為、入眠で苦労しなかった。
・レモン果汁作戦の効果は絶大。


Q7.断乳の時期、やり方で良くなかった点は?
[結果]
特になし・・・・・・・・・・・・・・・・6名
ママの心が折れた(ホルモンのせい?)・・1名


Q8.実際に断乳してみてどうでしたか?
[結果]
・人に預けられるようになった事で私に余裕が出来、子供と一緒の時は以前より甘えさせられるようになりました。
・一時保育に預ける事で、栄養バランスの取れた給食を出してもらえるも良かったです。
・寝かしつけが授乳頼みになっていたのですが断乳したことで夫にも寝かしつけをまかせられるようになったのがよかったです。
・お酒を心置きなく飲めるようになったのが解放感!
・添い寝して寝落ちできるようになったこと(添い乳はしていなかった)
・元々授乳に大して思い入れがなく最後の方結構イライラしてしまっていたのでやっと終わったー!という気持ちが強かった。
・2年育休を取ったので、時期が早すぎたかな。もう少しイチャイチャタイムを堪能しても良かった。W
・断乳が寂しく、スキンシップを多くとり2人だけで遊ぶ時間を作ることで乗り越えた。

〜雑感〜
全員、【断乳】。そして断乳の時期は似たり寄ったりでしたが、そのきっかけは様々でした。アンケートを通じて、それぞれの赤ちゃんとママにとって最適なタイミング、最良の断乳方法があるように感じました。

授乳方法も復職準備の一つ。
断乳までではなくとも、日中は授乳できない場合が多いと思うので、母子ともにその対策は必要です。
でも赤ちゃん側の準備やママの身体のこと、それぞれの気持ちと、システマチックに準備できるものではないように思います。

うちのおっぱい大好きっ子はどうなるかなあ。。。
心配は尽きないのですが、おっぱいを飲み続ける子はいないわけで、いつか終わりますよね!?
アンケートで出てきたいろいろな方法を探り、きっとなんとかなるし、大丈夫と思いながら、復職準備を進めたいと思います。

最後に、アンケートにご協力くださった運営メンバーのみなさん、ありがとうございました。

【育休プチMBA勉強会5周年記念インタビュー】代表 国保 祥子さん

「育休プチMBA勉強会」は2019年7月で発足から5周年を迎えました。自身の育休中に自然発生的に始まったこの勉強会について、代表の国保さんに、これまで、そしてこれからについてお話を伺いました。

Q. 「育休プチMBA勉強会」5周年、おめでとうございます。5周年を迎えての率直な感想をお聞かせください。

2014年に友人の相談に応える形でなんとなくはじめた活動が、こんなに続くとは思いませんでした。これもひとえに経営面で支えてくれているワークシフト研究所や代表取締役の小早川さん、オペレーション面で支えてくれる歴代運営チーム128人、そしてこれまで育休プチMBAやワークシフトのプチMBAに参加してくださった7,100人超の皆さんのおかげです。ありがとうございます!

おそらく自分ひとりでやっていたら、1年も経たずに活動をやめていたと思うので、「組織ってすごいな」という気持ちです。

Q. この5年を振り返り、大変だったことは何ですか?

活動は始めるより続けるほうが難しいのですが、続ける上で課題や危機はたくさんありました。会社だとインセンティブが強いけど、この勉強会は営利目的ではないし、運営メンバーも自分も完全にボランティア。やめようと思えばいつでも辞められるんです。経営学的に言うと「貢献と誘因」のバランスを常に意識しています。関わってくれるメンバーの誘因はどこにあるのだろう、と。

振り返ると、活動を続ける上で出てきた課題は私自身の不十分な点に気づくきっかけであり、成長の機会でもありました。もし育プチをやっていなかったら今頃もっと未熟でつまらない人間でいただろうと思いますので、そのほうが怖いですね。

印象に残っているのは、やはり近い距離で仕事をしてきた運営チームのひとりひとりです。日本の女性というものがどれほど優秀かということを教えてもらいました。このような人材が「育児との両立が難しい」という理由で仕事を離れることは、社会的損失以外の何物でもないと思います。

Q. 育プチ発足から2019年の現在、育休者を取り巻く環境は変化してきていると思いますが、いかがですか?

社会環境や職場環境はかなり良いほうに変わってきたと感じています。2014年頃は、育児と両立しながら仕事を頑張りたいと思う女性は今よりレアな存在で、職場もどう扱っていいのかわからず戸惑っているという印象でしたが、今はもう少し当たり前の存在になってきました。ただ見慣れはしたものの「パフォーマンスを引き出すためにどういう管理をしたらいいのかわからない」という課題は多くの企業で引き続き残っていると感じます。

あとは、育休中に勉強しようと考える人も増えたなと感じます。2014年頃は赤ちゃん向けの講座しかなく、母親が「仕事の話」をするところはありませんでした。

Q. 企業が生き残るために、働き方も劇的に変わっていくのかもしれませんね。育休者を取り巻く家庭環境は変わってきていると思いますか?

子どもを産んでも働き続けることが当たり前になったことの影響は感じます。プラスの側面としては、出産イコール自分の可能性を諦めなくてはならないと考える人が減ったこと、夫と一緒に夫婦で育児をすることが当たり前だと考えたことが増えたこと、があります。マイナスの側面としては、「こどもを産んでも働き続けること」が当たり前になってきたわりには、母親が家事や育児に手をかけることがよいことであるといういわゆる性別役割意識のほうはあまり変わっていないということでしょうか。

この意識を持ち続けたまま「こどもを産んでも働き続けることは当たり前」になると、母親だけが家事に育児に仕事にと、大変になってしまいます。実際、うまく両立している人は男性や外部リソースを賢く活用しながら働いています。そういう女性の役割意識はもう少しアップデートされてほしいなと思います。

一方で、実は男性にも「自分が一生稼いで家庭を支えなくてはならない。仕事は辞められない」という重圧があるんですね。そんな中で育児家事をうまく分担するためには、女性にも「私も一緒に一生働くよ」という意思表示が必要だと思います。

Q. なるほど。分担を主張するのではなく、男性側の不安やプレッシャーに寄り添う必要がありそうですね。この勉強会にはこれまで2,800名が参加したとのこと。とても大きな数字だと思いますが、この勉強会が会社や社会に与える影響はどのようなものだと思いますか?

育休制度が普及した結果、出産を機に退職する人は減っています。つまり、就業を継続するということは制度によって実現しつつあります。次に企業が抱える課題は、継続のその先、つまり育休から復帰して、育児をしながら組織で活躍し続ける、キャリアアップをしていく人材をいかに増やしていくことです。育休中の人はさまざまな揺らぎを経験するため、キャリアの観点から躓きやすくなっていますし、小さな躓きが結果的にキャリアに大きなマイナス影響を与えることも少なくありません。社会全体でみると、出産を機に不安定な雇用形態になったり、能力に見合わない収入になったりする人はまだまだ多いのです。

育休プチMBAは、こうした意図せず、かつ個人にとっても企業にとっても不幸な躓きを回避する効果がありますので、結果的に幸せな両立生活を送れる人を増やすと自負しています。

Q. 国保さんは静岡県立大学准教授として学生の指導にあたられています。働き方改革が叫ばれる中で、若者たちの労働観は変化してきているのでしょうか?

育児に限らずプライベートとの両立への関心は高いので、その点に配慮しない企業はこの先ますます採用に苦労するだろうなと思います。これは仕事に対するやる気が低いわけではなく、会社人間の先輩たちが幸せそうに見えないということが影響していると感じますし、会社にそこまで期待をしていないとも言えます。一方で、これは裏返すと企業が個人のキャリアに責任を持ってくれていた時代だからこその結果でもあるので、これからの個人はキャリアを自分自身で責任をもって考えなければいけないと思いますし、そのためには生涯学び続ける、成長し続けるということが求められると思います。

また、出産後を不安視している若手の女性に対して「大丈夫だよ」というメッセージを発していきたいです。そのためには今、勉強会に参加している人たちに会社の中で良いモデルになってもらう必要があります。「こういう先輩が職場にいたら安心だろうな」という人を増やしたいですね。

Q. 今度、この勉強会がどのように発展して欲しいと考えますか?

短期的視点でいえば、企業負担で受講する人が増えてほしいです。これはすなわち、育休プチMBAでの学びが企業の求める能力開発にふさわしいものであるという経済界からの評価だと思っていますので。あとは妊娠中など、出産が視野に入り始めた人にも来てほしいですね。

長期的視点では、育休プチMBAが必要とされなくなるくらい、育児と仕事での活躍が当たり前になってほしい、“女性”活躍や“女性”管理職という言葉がなくなってほしいと願っています。この勉強会はそのような社会課題の解決のために存在しているので、その間は続けていきたいですね。

Q. 最後に、これから勉強会に参加される方々へメッセージをお願いします。

今の社会構造の中では、女性自身が働き方をしっかりと考えて選択をしていく必要があります。時短やパート、転職が本当に自分にとって良いのか、戦略的に考えてほしいと思います。期待することは、やはり復職後の活躍です。会社に戻ったら活躍してほしいし、昇進してほしい。組織の意思決定側にまわることで、次世代の道をより良いものに変えていってほしいと思っています。

個人としては、学び続けることでしか将来への不安は軽減できないと思っています。あなたが今不安なのは、成長していないからかもしれません。学び続ける、成長し続けることで不安とうまく付き合える人が増えるといいなと思いますし、私も一緒に学び続けたいです。

———インタビューを終えて

これまで半年間、運営チームとして国保さんとともに勉強会を開催してまいりました。国保さんは勉強会を通して、多くの育休者・復職者に上記のメッセージを届けることを主眼に取り組んでいらっしゃいます。研究者の枠を超えて、次世代の就業環境をより良いものにしようとする姿勢が一貫しており、その熱意に私たち運営メンバーは常に引き寄せられてきました。

5周年を迎えたこの勉強会ですが、「こどもを持ちながら働く」という理念が社会の隅々に浸透するまで、多くの方に学びと発見を提供する場であり続けるのだろうと心強く思っています。私たち運営メンバーもそれぞれの場所に復職しますが、そういった社会的責任を果たすほんの一助となれば幸いです。

国保さん、インタビューにご協力いただき、どうもありがとうございました。

「育プチ」受講者の声〜マーケティング職 スガさんの場合〜

【プロフィール】

名前:スガさん

職種:小売(マーケティング職)

子供の年齢:3歳、0歳

  • 最初に、育休プチMBA勉強会に参加したきっかけを教えてください。

たまたま仲良くなった近所のママ友に「こんなのがあるよ」と教えてもらったこと。

ちょうど復職時期も近くなっていたので行ってみようと思った。

  • 1回目の復職時に、育休プチMBA勉強会で学んだことを活かせたことはどのようなことでしょうか?

「育児や仕事に追われているとついつい他責思考に陥りがちになる」と勉強会で気づいたので、自分がそうなっていないかどうかチェックするようになったこと。(笑)

また、他の人から自分がどう見られているかを意識して、周りを変えるために自分が何をしたらいいかを考えるきっかけになったと思います。

  • 逆に、勉強会で学んだことを職場で活かせなかったことはどのようなことでしょうか?

今のところありません。が、学んだことを実践しようと思いすぎないように気を付けています。

育児と仕事の両方をできることは幸せですが、そうはいってもダブルワークは体力的にもキツいもの。頑張りすぎてしんどくならないように、自分をいたわったり体を休めることも大切だと思っています。

  • 2回目の育休中に、再び育休プチMBA勉強会に参加しようと思った理由を教えてください。

「仕事脳」を維持するためにできる限りのことをしたいと思ったからです。1度復職してみて、仕事のための「考える力」が落ちているのを痛感しました。2度目の復職ではなるべくスムーズに仕事に戻れるようにしたくて、そのために育プチのような赤ちゃん連れでケースディスカッション出来る場に早めに行きたいと思いました。

新聞を読んだり、本を読んだりもしていますが、ケースディスカッションには自分ひとりでは得られない発見や刺激があると思います。

  • 2回目の復職時に、育休プチMBA勉強会で学んだことをどのように活かしたいと考えていますか?

基本的には1回目と変わらないと思います。

今回は産後早いうちから育プチに参加して回数も重ねているので、その分復職したときに早めにギアを入れて、両立のためのPDCAをスピーディに回していけるようになればいいなと思っています。

  • 最後に、これから受講する方へメッセージをお願いします。

育プチのいいところは、「復職にむけた実際的な頭と心の準備ができること」だと思います。

どのケースも自分に置き換えられるリアルなものばかりですし、ディスカッションを通して「こうじゃなきゃいけない」と思い込んでいた自分の考えと真逆な意見が出てきたりしてハッ!となることがたくさんあります。同じ赤ちゃん連れのママ同士でも、こんなに違う立場や意見があるんだ…と目から鱗が落ちた気分になりますよ。

はじめましての人同士でも、同じワーママという立場からか安心感があり、スムーズに意見交換ができます。

MBAと聞くとハードルが高そうに見えるかもしれませんが(笑)、実際には和気藹々とした和やかな雰囲気で、ランチ交流会もとても楽しいです。

単発で参加できますし、まずは気軽な気持ちで一度参加してみるといいと思います。

「育プチ」受講者の声〜コンサルタント 工藤さんの場合〜

【プロフィール】

名前:工藤さん

職種:コンサルタント

子供の年齢:0歳、4歳

  • 最初に、育休プチMBA勉強会に参加したきっかけを教えてください。

子どもができる前までは長時間労働が当たり前の働き方だったため、子どもがいるという未知の状況でどうやって働けるのだろうと、一人目の育休中はとにかく復職への不安ばかりでした。そんな時、この勉強会を友人に教えてもらい、子どもを持ちながら働く上でのヒントがもらえるのではと思い参加しました。

  • 1回目の復職時に、育休プチMBA勉強会で学んだことを活かせたことはどのようなことでしょうか?

一つには、組織の目的は利益を上げることであり、時間軸ではなく成果を上げるという軸で考えることです。自分の意識面で、「早く帰るから申し訳ない」ではなく、「早く帰るけど、生産性を上げて成果はしっかりだそう」と思えたことで、時短で帰る申し訳なさがだいぶ減りました。同時に、持ちつ持たれつ・お互い様で、できる時には他の人のフォローに回ることなども意識していました。

もう一つは、「申し訳ないからと抱え込まない」ということです。以前の勉強会では、何かのアンケート調査結果で、復職者と会社側の意識の乖離が特に大きいのが、「頼って欲しいと会社側は思っているのに、復職者側は自分で何とかしようと抱え込んでしまう」ということをよく言われており、早め早めのリスクヘッジや情報共有をしっかりすることで、抱え込まないようにということを意識していました。

さらに、復職面談にどう臨むかということは、勉強会と、その後のコミュニティでの投稿が非常に参考になりました。この勉強会に参加していなかったらただの権利主張の扱いづらい時短復帰者になっていたんじゃないかなと思うほど、大きく意識変革をしてのぞめました。

  • 逆に、勉強会で学んだことを職場で活かせなかったことはどのようなことでしょうか?

手前味噌ですが、自分の中で勉強会で学べたと感じたことは実際に活かせることが多かったように感じます。

  • 2回目の育休中に、再び育休プチMBA勉強会に参加しようと思った理由を教えてください。

1人目の勉強会参加から既に3年経っており、改めて復習も兼ねて参加してみたいと思いました。

  • 2回目の復職時に、育休プチMBA勉強会で学んだことをどのように活かしたいと考えていますか?

今後の長期的なキャリアプランを見据えた上で、そこから逆算をして働き方を考えたいと思っています(時短からフルに戻すタイミングなど)。また、復職するとバタバタとしてそういった長期的な視点はつい抜けがちになってしまうので、学んだことを忘れない、というのも意識したいと思っています。

  • 最後に、これから受講する方へメッセージをお願いします。

初めはMBAという言葉にそんなたいそれたこととドキドキしてましたが、実際は「復職あるある」な事例をもとに、復職後にすぐに活かせる思考トレーニングの場としてとても参考になる勉強会です。特に、勉強会後のランチ交流会では、同じような思いを持っている人たちと気軽に話せるためおすすめです。

「育プチ」受講者の声〜金融機関勤務 フジコさんの場合〜

【プロフィール】

名前:フジコさん

職種:金融機関

子供の年齢:3歳、8ヵ月(2019年8月末時点)

  • 最初に、育休プチMBA勉強会に参加したきっかけを教えてください。

1人目の育休時に、先に育休・復職していた友人のFBで勉強会があることを知りました。春の復職に向けて何も準備しないまま冬を迎えていたので、何かしなくては!と思っていたところだったので、あまり内容を知らないまま申し込んでいた気がします。

  • 1回目の復職時に、育休プチMBA勉強会で学んだことを活かせたことはどのようなことでしょうか?

時間制約がある中でも組織に貢献しようというポジティブなマインドで復職できたことです。休職前には、復職後にも必要とされるよう自分の価値を高めておこうと思って働いてきたのですが、育休に入ってからはトーンダウンしてしまい、復職後は時短勤務や看護休暇などの制度を最大限利用してマイペースに働こうと漠然と考えるようになっていました。自らマミートラックにはまりに行こうとしていたと思います。勉強会に参加する人は良い意味でキャリアを諦めていない人なので、とても刺激を受けました。復職後の制度利用は、自分自身も周囲も気持ちよく働くために利用しようと思うようになり、在宅勤務や時差勤務などの制度をうまく活用し、復職の翌年度には時短勤務を解消してフルタイム勤務に戻りました。

  • 逆に、勉強会で学んだことを職場で活かせなかったことはどのようなことでしょうか?

復職までに何度も勉強会に参加することができなかったので、思考力を鍛えられた、変化しているという実感があまりもてていませんでした。復職後、制約人材であるがゆえに自分の身に起こっている問題を上司目線で考えると…と頭ではわかっていても実践できていませんでしたし、無意識に自分の勤務時間内で終えられる業務量にセーブしてしまい、「他者をつかってものごとを成し遂げる」マネージャー思考には切り替えられていなかったです。

  • 2回目の育休中に、再び育休プチMBA勉強会に参加しようと思った理由を教えてください。

前回の反省もあり、継続的に参加して思考力を鍛えたいと思ったからです。復職まではまだ時間があるので、実際には小さな赤ちゃんを連れての外出先の一つとして気軽な気持ちで参加しています。ママ友のように親密な関係にならなくても、子どもを持つ働くママと出会い、話せる場として活用できていると思います。

  • 2回目の復職時に、育休プチMBA勉強会で学んだことをどのように活かしたいと考えていますか?

改めて勉強会に参加してみると、同じ状況に対して人それぞれで様々な視点で多用な意見が出る、自分ひとりでは考えつかないアイディアに辿りつけることが新鮮です。当たり前のようなことですが、今まであまり意識していませんでした。おそらく仕事上でも同様のことが起こるよな、としみじみ感じています。休職前は自分自身でどんどん業務を進めてしまうところがあり、それゆえに自分自身で抱え込み、自分の業務量を調整することで時間制約に対応せざるをえなかった面があると思います。なので、次の復職時にはもっと周囲との対話を大切にしながらより良いアウトプットを出せるようにしたり、周囲をうまく巻き込み、組織の全体最適になるような方法を意識したりしながら働いていきたいです。

  • 最後に、これから受講する方へメッセージをお願いします。

以前より育休者向けのコミュニティやプログラムが増えてきている印象がありますが、中でも育休プチMBA勉強会は気軽に参加できるもののひとつだと思います。復職後のリアルなケースを扱うので、復職未経験の方は疑似体験にもなりますし、経験者の方は自分ゴト化やすいケースで学べるのもメリットです。育休中はこれまでの自分の働き方を見つめなおし、復職後のキャリアを改めて考えるよい機会だと思うので、同じような志をもつ参加者との交流はとても刺激になると思います。

夫に直撃インタビュー! 「男性育休」について運営メンバーの夫はどう考える?

こんにちは!

育休プチMBA勉強会2019年春の運営メンバー(広報チーム)です。

旦那さんが育休を取る(もしくは産前産後に何らかの形で休みを取得する)ケースは増えていますが、実際のところ男性は育休をどのように過ごし、どのように考えたのでしょうか?

前回の特集記事「緊急アンケート!運営メンバーの「夫の育休」体験談」はこちら。

7名の運営メンバーがそれぞれ家庭内で夫にインタビューを行ったところ、「男性育休の実際」が見えてきました。

Q. なぜ育休を取ろうと思ったのですか?

目立ったのは、「会社に制度があるから」または「妻に言われて、必要だと思ったから取った」という、どちらかというと外的要因がきっかけとなった人が多かったことです。また社内に男性育休者の前例があることや、ちょうど繁忙期ではなかったので取れた、という個別の背景が作用していることも分かりました。

「自分が育休をとれば、妻のブランクを短くできると思った」「上の子がいることで、自分が休まないと家が回らないと思った」という家庭の事情を考慮して育休を取得した人もいました。一方で「取らないと妻に後でずっと言われそうだったし、自分としても初めが肝心だと思った。休みを取れば”やった”って言えると思ったから」という本音も飛び出しました。

ちなみに大半の家庭では、夫の育休期間は一週間程度でした。

Q. 育休中はどのように過ごしましたか?

夫たちの回答を総合すると、3つのカテゴリーに分類できました。

・家事(炊事、洗濯、掃除、食器洗い、買い物)

・育児(夜中を含む調乳、ミルク授乳、オムツ替え、お風呂、寝かしつけ、上の子のお世話、保育園への送迎)

・諸業務(入退院の手伝い、出生手続き等役所手続き)

「真夜中以外は基本的に妻と同じ生活パターンだった」「自分の時間が取れるかと思ったが、忙しかった」という声が聞かれました。タスクを羅列しただけでも重労働ですね。特に家事などは、育休に入る前に慣れておくと良さそうです。

Q. 育休を取って良かったですか?

全員一致で「良かった」という回答でした。理由を聞くと、妻のサポートができたから、育児のスキルやモチベーションが上がった、上の子と過ごす時間が増えたことでより仲良くなれたという声がありました。

また、「育休を取らなければ考えなかったことを考えた。例えば、日中自分がいない時の妻の過ごし方を知った。街で平日昼間に意外とお父さんが育児している姿があることを知った。良い意味で、自分がいなくても仕事が回ることを知った」という実感のこもった感想を聞くこともできました。

Q. あなたの家族にとって理想的な育休期間はどれくらいだと思いますか?

産後2週間〜1ヶ月間という回答が最も多かったです。なかには3ヶ月、6ヶ月という意見もありました。1ヶ月以内であれば仕事の都合もつきやすそう、子供のことを考えると生活リズムが少しずつ整ってくる3ヶ月頃、また保育園に入れていいと考える6か月頃という理由があがりました。

一方で、1週間以上休んだら会社で居場所がなくなる、といった危機感のある回答も見られました。

Q. 育休を取って、家事や育児において大変だったことは何ですか?

複数の夫が「調乳に手間取り大変だった」と答えてくれました。「調乳家電を買ってからは夜中の調乳が楽になった。」という体験談は参考になりそうです。今は液体ミルクもあるので、授乳を妻だけのタスクだと固定せず分担できると良いですね。

また、上の子がいる夫は「子供の機嫌を見ながら、効率よくご飯を準備しながら食べさせるのは苦労した。」と話してくれました。長期間育休を取った夫からは「社会との接点、人との会話が減った」ことが大変だったとのこと。これは妻側も同じような困難を感じる人が多いのではないでしょうか。また、今後男性の育休取得が社会に浸透したら、このような問題も顕在化してくるかもしれません。

Q. 育休を取って、職場において大変だったことは何ですか?

大半の夫は1週間程度の育休だったので、職場における困難は「特に無かった」とのこと。一方で、「職場から離れていた時の仕事に関する情報収集が大変だった」「自分の仕事の引き継ぎのため、普段以上に丁寧かつ細かくお願いをして、迷惑をかけないよう、また理解を得られるように対応をした」という声もありました。

Q. 育休を取って、自分自身が変わったことはありますか?

ほぼ全員が「特に変わらない」と回答しました。

「普段どれほど手際よく奥さんが対応しているか認識。自分が遅く帰ってもできる家事はなるべく対応するようにしている」という心がけを話してくれた夫もいれば、「自分の生活が仕事中心だったことに気づいた」「職場の子持ちの人に共感し理解できるようになった」と話す夫もいました。

Q. 仕事と家庭を両立するために、どのような工夫をしていますか?

家庭においては、「帰宅後にできる家事はすべて自分でやる」「妻とスケジュールに関するコミュニケーションを密にとるよう心掛けている」「子供と遊ぶ時間を常に逆算して行動する」「お互いに思いやり、出来ることは積極的にやる」という工夫を明かしてくれました。

また、仕事面では「なるべく残業しないで帰る」「職場にいると仕事を振られてしまうので、家に仕事を持ち帰る」、さらには「出世と家庭の両立は難しく、長時間労働が前提である出世は諦めている」という切り込んだ意見も出ました。

夫が仕事と家庭の時間配分の工夫について、「自分の状態を把握して、いま仕事と家庭にどういう配分で自分の時間を振り分けるのかを意識している」という意見もありました。「自分のコンディションがよければ、10あるうち仕事がこれくらいで家庭がこれくらいというように、仕事と家庭で体力を使い切るのではなく、少しでも息抜き時間を作るのが大切だと思っている。」と話してくれた夫がいました。

自分のコンディションを客観的に把握して「頑張りすぎない」という心がけは、ついつい家庭10となり疲弊してしまう育休中の妻側にとっても有効な考え方かもしれませんね。

———夫へのインタビューを終えて

妻である運営メンバーからは「普段聞くことが無かったから、夫はそんな風に思っていたんだ!と見直す部分もあり良かった」「改めて夫の考えを聞けて面白かった」という感想が複数あがりました。

“男性社員の育休義務化”が大きな話題になる中、一週間程度では夫の職場や家事育児に大きな影響はないものの、育休を通して家族の絆が深まる、育児のノウハウや自信が持てるという好影響が見てとれました。

ご協力いただいたメンバーの旦那さん方、ありがとうございました!

前回の特集記事「緊急アンケート!運営メンバーの「夫の育休」体験談」はこちら。

緊急アンケート!運営メンバーの「夫の育休」体験談

こんにちは!

育休プチMBA勉強会2019年春の運営メンバー(広報チーム)です。

いま世間を騒がせている「男性社員の育児休暇義務化」。運営メンバーにアンケートを取ったところ、なんとすべての家庭で夫が育休を取得(産前産後になんらかの形で休みを取得)したことが分かりました。それ自体は素晴らしいことですが、実際にはどのようなメリットがあり、課題が見えてきたのでしょうか。運営メンバーに詳しく聞いてきました。

 

 

 

 

 

・「夫の育休」・・・何日取得しましたか?

平均取得日数は7日間でした。

産後すぐ〜細切れに数日と様々ですが、母体のサポートが一番必要な産後直後に夫が1週間程度の育休を取ったケースが多い模様。入院中より家に戻った後が一番大変なので、その時期に取得すべきとの声が上がったのも納得です。

・夫が育休を取得して良かった点は?

ずばり「父と母」というチームとしての連帯感ができた、という声が多数。家事や上の子の送り迎え、通院や夜中の調乳・授乳をしてくれたのは非常に助かったようです。「”夫が育児に向き合った”という認識が出来て、その後ワンオペになっても許せる気持ちになれている」というメンバーがいるように、育休中に夫が取り組んだことは、その後の夫婦関係にも良い影響をもたらしているようです。

・夫が育休を取得したことで、どのような課題がありましたか?

メンバーの中には「夫自身も慣れない育児や家事に追われ、フラストレーションが溜まってしまった」というケースがありました。事前にお互いのガス抜きの方法を話し合っておけば良かったという反省には、なるほど、と思いました。育児に関しては予想がつかないことが多いですが、大人同士で想定できる課題に対しては事前に解決策を見出しておくと良いかもしれませんね。

また、育休1週間程度では、おむつ交換や調乳などやれることも限られ、その後のワンオペ育児によってナレッジが妻に偏ってしまうという課題も見えてきました。一方で、あれこれ指摘すると夫のモチベーションが下がる可能性があるので、一緒に取り組む働きかけが必要そうです。

・理想の「夫の育休」とは?

育休それ自体への要望というより、育休後の残業が増えた、定時で帰ってほしい、という声が複数ありました。一方で、夫の育休は産後の大変さを夫婦の共通認識として持つために重要な期間であることを再認識しました。

次回の特集は「夫に直撃インタビュー!運営メンバーの「男性育休」、夫はどう考える?」です。お楽しみに!